2011年1月9日日曜日

タイピングのポイントまとめ。すぐに速くなるコツと上達するコツ。(後編:上達する5つのポイント編)

02:14 mins - この記事を読むのにかかる時間

ぼくはタイピングがそこそこ速いのでタイピングするポイントをまとめてみました。後編はこれまで上達するのにやってきたことから上達のコツを整理してみました。

※今すぐ速くなるコツをまとめた前編はこちら。
タイピングのポイントまとめ。すぐに速くなるコツと上達するコツ。(前編:すぐに速くなる4つのポイント編)

上達を意識すること

何よりも大切なのは上達を意識することです。

先に書きましたがタイピングの時間はたっぷりあるはずなのだけど、普通の人は特にタイピング速くなりたい、とかそんなに思ってないんですよね。意識するだけで十分速くなると思います。

また、上達したいなと感じたらば、まずは打鍵ミスの癖を意識すると良いでしょう。

一番タイピングで重要なことは正確性です。なのでどんなワードで打鍵ミスをしているか、意識することには意味があるわけです。これは"w"をミスしやすい、とかではなくて、単語レベルで認識するのがオススメです。詳細は前編をご確認ください。

定点観測すること

タイピングが上達した、上達していない、というのはなかなか実感ではわかりません。そこで定点観測をおすすめします。

ぼく自身も定点観測というほどかっちり周期を決めて計測しているわけではないのですが、気がついたときに時々測ってみたりします。そうすると気がつかないうちにちょっとずつ速くなったりしているものなんですね。

特にソフトにはこだわらず、自分の気に入ったサービスを使えばよいと思いますが、ぼくは、こんなWEBサービスを使ってます。
e-typing
会員登録すれば過去のチャレンジ得点を持っていてくれるので定点観測しやすいです。

残念ながらすぐには速くなりません。以下の記事を読むとよく分かるのですがうまくなればなるほど、成長に費やすコストは高くなるからです。

練習の効果|WIRED VISION

練習にかかるこのお話の論旨は3つで、
・練習回数と上達度は巾乗則に従う
・スランプの時期がある
・値の揺れのパタンがある
ということです。

でも、このことだって定点観測しないと追うことができないわけです。

運指ルールをあえて守らないキーを作る

これは意見がわかれるかもしれませんが、ぼくは運指ルールをしっかりとは守っていません。これまでの流れと矛盾するようですが、正確性を重視すれば運指ルールは厳密に守ったほうが良いと思いますが、速度を重視すると、運指ルールを守らないほうが良いケースがあります。

例えばぼくは「B」というキーを基本的には右手人差し指で打ちます。だけど「BYOU」とタイプしたい時にこの運指を使うと右手ですべてタイプするので速度が遅くなるし正確性も落ちます。こんなときは左手人差し指で「B」をタイプして、右手人差し指で「Y」をタイプします。
※ちなみにセオリー通りだと[B]は左手人差し指で打ちます。

複雑な処理をしているので全体のタイプミスは多くなりますが、一定以上の速さにしていくためにはこういう工夫が必要と思います。つまり本当に一定以上の速さを手にしたい場合は、複雑な処理をするというハンデを追いながら、さらに全体の正確性をあげる必要があるということです。

※読み飛ばしてもOK
これはただの仮説なんだけど、そこそこタイピングが速い人とめちゃくちゃ速い人を分かつポイントとして運指を守ってる守ってない、というのがあるんじゃないかな。

チャットは良いモチベーション管理

メッセンジャでもIRCでもネットゲームでも良いのですが、タイピングを使って誰かとコミュニケーションをとらなくてはなないシーンに直面すると、タイピングが遅いことで相手を待たせることになるので、急ぐ気持ちが出てきます。

なので、これを時々やることで、もっと速くなれたら良いのにな、という気持ちがわいてきます。

ぼく自身が最初にタイピング速くなりたいな、と感じたきっかけもやはりこれだったので、強制的にこんなコミュニケーションをとらなくてはならないシーンを作るのは良いかもしれません。

タイピングゲームにはまってみる

タイピングゲームにハマってみるのはオススメです。単純に楽しくタイピングを練習できる、ということもありますが、それ以上に良い点として、タイピングの目標設定が自然とできる、ということがあると思います。

このボスが倒せない、とかこのレベルがクリアできない、といったことは気がつかないうちに自分の短期的な目標設定になっているわけです。

タイピングで目標設定をしている人なんてほとんどいません。何しろただのツールなので。

というわけでゲームをやりながら自然と目標設定をして、乗り越えていくというのは1つのアプローチとしてなかなかイケてるのではないかと思います。

ぼくがオススメしたいのは以下のゲームです。

無料:
皿打

有料:
PC版 ゾンビ打 タイピングラリアット THE TYPING OF THE DEAD
セガ (2006-12-07)
売り上げランキング: 5246

PostPet TypeLand 打モモ
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ソニー・ミュージックディストリビューション (2000-10-10)


特にタイピングオブザデッドのシリーズにはかなりお世話になりました。ドリルも面白いし、購入の価値はあると思います。

※これは完全に個人的な意見なので参考程度にしてほしいのですが、オススメはタイピングラリアットで、タイピングオブザデッド2はあんまりクオリティ高くなかったです。

まとめ

前編後編にわたってタイピングについて整理してみたけど、いかがだったでしょうか。

今回こんなエントリーをしようと思ったのは、タイピングって意外とみんな上達を意識していなくてもったいないなぁ、と感じた、ということがあります。

最近ではITでない業界だってタイピングの機会はめちゃめちゃ増えています。せっかくだから上達を意識しながらお仕事したほうが良いと思うのです。
よかったらこの記事を意識しながら日々のお仕事してみてください。


関連記事:
タイピングのポイントまとめ。すぐに速くなるコツと上達するコツ。(前編:すぐに速くなる4つのポイント編)
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