2010年9月27日月曜日

「ガッテン流!心に伝わる健康情報の極意」セミナーのメモと考察

02:34 mins - この記事を読むのにかかる時間

セミナーに行ってきました。
興味深いエピソードやお話が多かったので備忘録的にエントリー。

セミナー概要:
「ガッテン流!心に伝わる健康情報の極意」
日本放送協会 科学・環境番組部専任ディレクター
北折 一 氏

日本歯科衛生学会向けのセミナーで、健康情報を伝える極意を演出家的な視点から解説してくださいました。

2010年9月23日木曜日

価値の相対化の話。ヤンキーが嫌いな理由。

03:35 mins - この記事を読むのにかかる時間

今日は軽い話題。ヤンキーが嫌いなことについて、です。

ぼくは小さい頃からヤンキーがあまり好きじゃありません。
暴力的だし、カッコつけてるし、悪いことするし、人を悲しませるし、、、。でもいろいろあるんだけど整理すると、理由は2つにまとまる気がしています。

それはこの2つ。

・ヤンキー実はいいやつ、という神話
・目的のなさ

この2つに関しては昔からずっと言い続けてきたのだけど、「ヤンキー実はイイヤツという神話」、に関して、気づいた点があったので記事にしてみることにしました。

2010年9月15日水曜日

MECEじゃなくて「もれなくダブりあり」の演出って大事。

00:52 mins - この記事を読むのにかかる時間

WEBに関して、情報設計をするときに普段から意識していたことなのだけど、ふとこういうことだったのか、と体系化が進みました。ちょっとした気づきだったのだけど備忘録的に記事にしてみました。

よくロジカルシンキングでMECEに分類する、というお話が出てきます。でもサイト設計をするときにはMECEに分類するだけじゃなくて、どうダブリを演出するか、っていう点が重要なんじゃないかな?と感じました。

※MECEとは?
「Mutually Exclusive and Collective Exhaustive」の頭文字。モレなくダブりなく。という意味です。



イトーヨーカドーに缶詰を買いに行くと、缶切りも近くに置いてあるんです。

それだけのことなんだけど、なかなか実現に苦労するそうです。
イトーヨーカドーも含めて業界全体として、というお話なのだけど、以前は生鮮食品/冷凍食品/日用品/トイレタリーなどなど各部門ごとに採算を持っていました。だから、レコメンドすればいいものも各部門の売り場面積を少しでも確保するためには、割り当てられたカテゴリの商品だけを売る必要があったそうです。


WEBでは比較的こういう展開がやりやすい、ということもあって、レコメンドなんてどこでもやってるし、何を今さら、というお話なんですが、これって体系化して考えると、MECEに分類した後に、どうダブリを演出するか、っていうことだと思うのです。

小売の話もそうなんだけど、MECEに分類するってのはもちろん大事なんだけど人間の脳の仕組みが論理的に出来ていないから、MECEに分類した後に横串でダブりを演出していかないとなかなかうまくいかないんだな、と感じました。

GMAILって、メールをフォルダごとにわけて保管する他のWEBメールの形式と違って、メールに複数のラベルを付けて、一括で保存します。そういえば、ラベルで管理するGMAILのほうが他のWEBメールより使い勝手がいいのは、ダブりをうまく演出してるからかもしれません。

2010年9月12日日曜日

ソーシャルフィルタに関して考えてみた。WEBのいいとこ薄れちゃう?

02:10 mins - この記事を読むのにかかる時間

SNSが力を強めていくにつれて、WEBのスタート地点は検索からはじまる、というこれまでのモデルが薄れていき、ソーシャルフィルタがメインになっていくんじゃないか、というお話を各方面で聞くようになりました。

先週(2012年Googleが介在しない社会『AISA(アイサ)』~ソーシャル時代の新消費行動モデル)なんかがWEB上で話題になってました。要はソーシャルフィルタが入ることによって、Google検索に変わってソーシャルフィルタが情報選別の役割をはたすようになる、ということです。

そこで、ちょっと旬なソーシャルフィルタに関してぼく感じてることを整理してみようと思います。

WEBって能動的に使うもの?受動的に使うもの?

ぼくがよく思うのはソーシャルフィルタ、というのは要はレコメンドでしょ?ということです。

ソーシャルフィルタ = 自分のソーシャル環境を根拠にしたレコメンド
というように解釈しています。

最初、この概念を知って個人的に感じたのは、WEBの良いところがなくなっちゃうじゃん、ということです。

テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、これまでの4マスは誰かが整理した2次情報、3次情報を受動的に受け取るメディアでした。でもWEBに関しては(もちろん受動的に情報を受け取る事もできるけど)自分で1次情報や、ニュースのソースに能動的に近づくことができます。

おかげで誰でも簡単にソースに当たれて、情報はフェアになりました。もちろんWEBリテラシーの高い低いはあるにせよ、ちょっと教えてもらったり本読んだりすれば、誰でも質の高い1次情報を取得する機会が与えられたわけです。

能動的であることはすごくWEBのいいとこだからソーシャルフィルタのように自分のいるコミュニティで選り分けられた情報とはいえ、ソーシャルフィルタで選別された情報が出てくるのはそんなにいいことばっかりじゃないんじゃないの?という気がしたわけです。

WEBにも受動性が必要?

でも一方で、WEBにも受動性が必要なんじゃないかな?と感じたことがありました。
それは以下の記事です。

近藤社長「未熟だったと思う」はてなが目指す“脱IT系”

はてなのサービスってすごくステキで、初心者にも優しい、誰にでもわかるようなサービスが多いと思うのです。個人的にはチュートリアルなんて秀逸で、かなり親切な印象を持っていました。でもメイン層は「IT系」。一般層には知れ渡っていなかった。これは技術者がサービスを作っていたことが問題だったので自分は現場を離れる、という近藤社長のお話でした。

もちろん、そういった要因もあるんでしょうが、「人力検索はてな」なんてモロ初心者向けのサービスだし、はてなダイアリーやはてなブックマークだって初心者に難しいサービスかっていうとそんなことない気がします。

何が良くなかったかというと、本来、このサービスが初心者にもニーズがありながら潜在ニーズのまま顕在化させられなかったことじゃないかなと思うのです。つまり、レコメンドのような受動性がもっとWEBにあっても良いのかもしれないな、と思ったのです。

でも全部が全部受動的じゃやっぱり意味がない

全部、受動的に受け取るような情報になってしまったら、情報のインプットの仕方は4マスと変わらないと思うのです。ユーザーは考えなくなっちゃいます。それ超良くないと思うのです。

時代の流れとして、ソーシャルフィルタが活躍することは間違いないし、ある程度の受動性は出てくるのではないかと思います。だから、Googleのような能動的に使えるサービスは知ってる人だけが使うようなサービスになって、利用機会が減っていくってことはひょっとするとあるかもしれません。

そう考えると、個人的にはGoogleの検索以外にも、能動的な使い方をするWEBサービスがもっと増えてきてほしいなと思います。ぼくもサービスを考えるときにそんな切り口を持って臨みたいと感じてます。

2010/09/12 追記

■ユーザの能動的なアクションも増えるのでは?
twitterコメント頂きました。
[ソーシャルフィルタが有効に機能するには、ある程度ユーザの能動的なアクションが必要なはず。と考えると、言うほどブログ内の懸念はないのかなー、と。]
確かにおっしゃるとおりだなぁ、と。w

ただ、ソーシャルフィルタを有効に機能させてくのは一部のユーザーな気がしてて、受動的に使うユーザーはすっかり受動的にWEBを使っていくんじゃないかな、と考えたんだよね。SNSはCGMとして成り立ってるけど、日記を書くユーザーががりがり書く中で、ROMばっかしなユーザはそのままROMばっかりなわけ。特に、AISAの話みたいに、最初のWEBとのコンタクトがソーシャルフィルタになると、受動的にWEBを使うユーザー数を加速するんじゃないかしら?と思ったわけ。

いずれにせよ、能動的にWEBを活用するサービスってコンセプトはアリだと思ってるので、切り口として一つ持っておくのは悪くないかと。

■mixiのリリース
こんなリリース出てますが、やってることはfacebookと同じですね。mixi graphとかいって、ネーミングぐらい変えてみたらいいのに、、、でも変えたら何のサービスかわかんなくなるか。
モバゲーも家電もmixiにつながる「Webをソーシャライズ」宣言

2010年9月9日木曜日

デスクトップの整理。作業効率化できるディレクトリ構成ルール

03:10 mins - この記事を読むのにかかる時間

PCでお仕事をするときって、いろんなファイルが作成されると思います。
けっこうこの管理って煩雑です。ぼくもこれまでいろいろ試行錯誤してきたのですが、以下のような整理の仕方に落ち着きました。使い方のくせって人それぞれですが、初級者でも実践できるようなことしかしてないと思いますのでよかったら参考にしてみてください。

デスクトップの整理

まず、ぼくのデスクトップにはほぼものがありません。ダウンロードしたものなど一時的におくこともありますが、すぐに削除します。

マイデスクトップ
マイデスクトップ
デスクトップは自宅で言うところのリビングみたいなもので、いろんなものが雑多に散らかってしまいます。決まったものは決まった収納に入れるのと同じで、きちんとカテゴライズして整理する必要があります。

なんで、デスクトップを綺麗にしておくか、というと、2点の理由があります。
1、後から検索性を高めるため
2、デスクトップを整理しないで済むため

1の検索性を高めるはまんまですね。デスクトップが雑多に散らかっていると、どのファイルだっけ、、、と探す必要が出ててくるので、このファイルはここ、と決めておくことが重要です。
2のデスクトップを整理しないで済むため、という点は、デスクトップが散らかっていると、時々整理する必要が出てくるのです。あの時間がくだらないわけです。

デスクトップが散らかる理由

そもそもデスクトップが散らかる理由は大きく3つあります。

1、ショートカットが増える
TVやエアコンのリモコンが増えるのと同じで、プログラムを起動するショートカットが増えてしまうわけです。だからこれは最低限必要です。でもリビングにリモコン置き場を作るのと同じで、デスクトップ上にショートカット置き場を作る必要があります。

2、作業データが増える
ついついデスクトップで作業をしてしまうと、デスクトップ上に作業の元データも成果物のデータも一緒くたに並べられます。これは、リビングに例えると脱ぎっぱなしの服や、ごはんを食べた後の食器に似ています。片付ける手立てを考えましょう。

3、バックアップデータが増える
作業完了してメールを送って、さておしまい。といったときに、そのまんまデスクトップに残ってたりします。これはリビングで言うと、読み終わった雑誌といったところでしょうか?本棚を作って収納しましょう。また、その前に本当に本棚に残す必要があるかどうか一度考えましょう。

それぞれに関して、ぼくがやってる対策を順にまとめてみました。

1:ショートカットを減らす

ショートカットはデスクトップには必ず必要です。だって、リモコンが別の部屋にあったら困るからです。

ランチャーを使いましょう。ぼくはroketDockというランチャーを使っています。なんとインターフェイスもカッコいいというおまけ付きです。ランチャーって言うのはこんなやつです。


コマンドを入力するようなランチャーもあるけど、個人的には、DOCK式のランチャーがシンプルだし好きです。

また、ランチャーの並べ方も種類ごとにわけると良いと想います。ぼくのは左から順に
ブラウジング→メール→エディタ→フォルダ→ネットワーク→ゴミ箱
という並びになっています。よく使う順です。

※外部のランチャー入れるのがやだ!という人は、ウィンドウズのタスクバーにショートカットをドラッグして追加することもできます。(クイック起動)これを使ってみましょう。

2:作業データを置かない

作業データに関して。ここが一番大変でそれぞれ保存の仕方も違ってくるんじゃないかと思うのですが、マイドキュメント配下に"work"というディレクトリを作っていて、ここに日付と作業内容のフォルダをたくさんいれています。


例えば今ブログ書きながら掲載に必要な画像を作成する、という作業をしていますが、作業フォルダはこんな感じになってます。

マイドキュメント
  ┗work
    ┣20100801_8月1日の作業内容
    ┣20100907_9月7日の作業内容
    ・
    ・

    ┗20100908ブログ更新用画像の作成 ←ここを新規作成
      ┣01元素材   //画面キャプチャが加工前の状態で入ってる
      ┣02加工中素材        //作業中の画像
      ┗03成果物  //加工済み画像

タスクごとに分けてフォルダを作っておけば直近のものはランチャーに登録しておいたworkへのショートカットからアクセスしたらすぐに見つかりますし、昔のファイルを探す時は、workディレクトリで検索ボタンを押せば一発です。

検索

要はタスクごとにフォルダにまとめて、そこで作業するようにしましょう、ということです。デスクトップに置いてあるものは1日に1回、何も考えず全削除しても問題ない状態、を意識しましょう。大切なものはデスクトップに置きません。

※経験から言って検索を意識して作業ファイルを整理するのはかなりめんどくさいです。後からルールを変えて保存したくなったり、全く使わないディレクトリが出てきたり、かなり綿密な計画が必要です。なので作業フォルダを作って何も考えずに日付を振っていれていくのがよかったです。検索するときは↑にある検索ボタンを押す、もしくはgoogle desktopでデスクトップの中身をgoogle検索するのが一番楽と思います。

3:バックアップは別で用意

そもそも、出来上がった成果物や取っておきたいファイルは通常使っているPCに保管してはいけません。だってPCがおジャンになったら全部消えちゃうから。

会社のパソコンを使っていて、共有ファイルサーバが使えるならバックアップ系は基本そちらに移行する形が良いでしょう。また、自分のパソコンだったらば通常ウィンドウズが入っているCドライブはダメになったときに復旧できないことが多いので、Dドライブに入れていくと良いと思います。

上記にあてはまらないファイル

ちょっとダウンロードしたファイルやメール添付ファイルの確認用に一時的にデスクトップにおいたもの、など↑にあてはまらないものもあると思います。こうしたものは基本見たら、すぐに削除して良いデータなので、1日に1回とか削除するのがおすすめです。

リビングで読み終わって特に保管が必要ない手紙をゴミ箱に入れるのと一緒ですね。


冒頭にも書いたけど整理の仕方って人によってこだわりがあったりするのですが、ひとつの参考にしてもらえたら嬉しいです。とりあえずこのやり方でもデスクトップ綺麗になるはずなので。

2010年9月7日火曜日

リアル発ソーシャルとネット発ソーシャルのこと。インターネット楽しむならネット発ソーシャルにも関わりたい

01:58 mins - この記事を読むのにかかる時間

最近ソーシャルサービス利用をたくさん増やそうと思うようになりました。
色々と脳内で考えていたことがあったので整理してみました。

ソーシャルの中でもリアルとネットに分けられる

ネット上のソーシャルって、大きくこんなカテゴライズができるんじゃないかなと思いました。

★リアル発のソーシャル
 mixiみたいにリアルの友達や知り合いと
 ネット上でも繋がっていられるソーシャル空間

★ネット発のソーシャル
 リアル発のソーシャルでない人。
 つまりネット上での知り合いとのソーシャル空間

ぼくが思ったのはすごくシンプル。

リアル発のソーシャルに関してもインターネットの楽しみ方の一つだけど、インターネットじゃなくたってリアルの人と交流を持つことはできるわけ。でも、ネット発のソーシャルでの交流は、インターネットならではの「世界中の人と繋がれる」という大きなコンセプトにより近い感じがして、こっちも楽しんでみたいなぁーと思ったのです。

リアル発のソーシャル

リアル発のソーシャルが光を浴びたのは日本で言うとやっぱりmixiの影響が大きかったんじゃないかなと思います。

mixiは招待制だったし、ちょうどぼくが大学生頃にすごく流行りました。
当時はリアルにいる友達とネット上でも交流できるのが単純に新鮮だったし、昔のお友達なんかとも再会できちゃったりして、「ネットってなんかすげぇ」と思ったわけです。

これはこれで一つのインターネットの使い方だと思うし、すごく面白いと思ってます。

ネット発のソーシャル

一方でネットで純粋に知り合ったことで生まれる情報のインプットとか、考え方とか、って本当は無限大に広がっているはずなんだろうなぁと思うんです。

だから、リアルのソーシャルで知り合った人間関係から仕入れる情報や、交流の他に、全然普段リアルの世界で関わりのない世界の人とネット発のソーシャルで交流ができたら、情報や考え方の質はだいぶかわってくるだろうなと思います。

きっとそういうのも一つのインターネットの醍醐味ではないかと思うわけです。

最近のソーシャル系ニュースを見てて思うこと

もう最近じゃないけど、facebookが発表した「オープングラフ」なんてすごく面白いなと思うんです。
ソーシャル上の人間関係をWEBに落としこんであげる。

例えば、ECサイトでこのTシャツいいなぁーなんて思って見ていたら、「お友達のAさんがこのTシャツでいいね!ボタン押してます」みたいなことが表示されるわけ。オープングラフがご近所/会社/プライベートの友達など、すべての人間関係をネット上で再現できるようになったらgoogle検索とか能動的なメディアだったインターネットも、その人が所属するコミュニティでイケてるアイテムがリコメンドとして表示される、ちょっと受動的な、パーソナライズドウェブ、みたいな世界が出来上がるわけです。

※参考記事
Google時代の終焉宣言するFacebook新戦略

でも、これって結局リアル発のソーシャルをWEB上で再現したに過ぎないよね、と思うのです。お友達とショッピングする感覚をネット上で味わえるのも素敵なことなんだけど、こういうサービスだって、リアル発のソーシャルで体感するのか、ネット発のソーシャルで体感するのかでずいぶん意味が違うように思います。

ネット発のソーシャルに重点を置いて楽しんでもいんじゃないかな

確かに今だって、ネットゲームで知り合った人と一緒にゲームしてみたりとか、mixiのコミュニティのオフ会とかネット→リアルの波がないわけじゃないのだけど、今後もっと増えてくるように思うし、その流れ、けっこうありじゃないかなと思います。

mixiはどちらかと言えばリアルよりなソーシャルメディアだと思うんだけど、mixiアプリなんかはよりネットよりなソーシャルメディアだと思うし、twitterもフォロー/アンフォローも自由でネットよりなソーシャルを生みやすい環境にあると思います。ぼくが今やってるブログだってトラックバックとか、面白い記事にコメントすればネットよりなソーシャルはできてくると思います。

何が言いたいかというと、実はちょっと見渡してみればこれだけネット発のソーシャルに関われる素材揃ってるんだな、ということです。

アメリカ人なんかはfacebookで同じ趣味なだけで、気軽に友達申請送ってきます。土台となるプラットフォームはあるのだから、あれぐらいのノリで関われば、もっとたくさんの情報や考え方が得られたり、脳内に多様性ができるんじゃないかなと思うのです。

別に無理してネットよりなソーシャルばっかしで楽しもうとも思わないけど、知識や面白い考え方にアンテナ張っていたいなと思うので、ネット発のソーシャルに少しずつ関わってみたいなという気持ちです。

2010.11.24追記
非常に共感できる記事があったので追記。
TechWave.jp:ソーシャルはリアルに傾くのか、デジタルネイティブは未来を生きているのか【湯川】

2010年9月4日土曜日

ユーザビリティ高めるっていいことばかりなのかな?考えてみた

02:20 mins - この記事を読むのにかかる時間


タイトルの通りなのだけど、ユーザビリティ高めるってほんとにいいことばっかりなのかな?とふと思いました。

ユーザビリティを高めるというのは、ユーザーが操作しやすくってわかりやすい設計にしていくことだと思います。普通に考えると、ユーザーからすれば使いやすいのが良いに決まってるし、サービスを提供する側だって、操作しやすい画面でユーザーがブランドに興味を持ってくれたり、商品を買ってくれたら嬉しいです。

良いことばっかりだと思うのです。世間がユーザビリティ至上主義なのもよくわかります。だから、ビジネスの世界では追求していったほうが良いと思います。

でも資本主義が成功してるけどたくさん問題を抱えているのと一緒で、一方で、何か別のところで問題が出てきててもおかしくないんじゃないかな?と思いました。

2010年9月1日水曜日

BATNA-交渉するときに押さえておきたいポイント

01:34 mins - この記事を読むのにかかる時間

交渉学という学問があります。交渉術なんていうと、とにかく相手をYESと言わせるようなものとか、フットインザドアみたいに心理的にその場限りの交渉を良いように進める、というイメージがありました。
確かにそれはそれで交渉の一つの進め方だけど、実際にクライアントと長期的な関係を築く中で、とても使えるような考え方ではありません。

でも、ハーバード流交渉学の本を読んだらば思っていた以上に実践的で、上のようなイメージとはずいぶん違ったので紹介したいと思います。

・交渉は落しどころ探しではない。
・日本人は痛み分けをWIN-WINと勘違いしている
など、ちょっと耳の痛いエピソードもあったのですが、書き始めると相当広くなってしまうので、まず、当たり前だけど非常に重要だなと感じたBATNAという概念を紹介させてください。