2012年9月24日月曜日

アウトプットの質を高めるのはチームとプロセス

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本を読んだり、セミナーに出席したり、新技術にキャッチアップしたり。
クライアントやエンドユーザーに良い物を届けたいと思うから、アウトプットの質を高めるための鍛錬が欠かせません。

しかしながら、いまやウェブ制作も個人技で仕事を進めることはほとんどないし、個人のスキルだけで最終成果物の質を高めることは難しくなりました。

もちろん、上で述べたような個人としてのアウトプットの質を高めることは大切ですが、最終成果物としてのウェブサイトの質を高めようと思うなら、個人のスキル以上に、チームやプロセスの改善が大切です。

2012年9月17日月曜日

アグロフォレストリー

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アグロフォレストリーってご存知ですか?
ガイアの夜明け見ていてはじめて知ったのですが、面白かったので紹介したいと思います。

アマゾンの森は伐採が進んでこの40年で20%ほど減っているのだそうです。その面積は日本の国土の2倍以上。いかに環境破壊が進んでいるかわかります。

そんな課題意識の中で、ブラジルではじまった取り組みがアグロフォレストリー。自然の生態系に近い形で森のように植林をし(forestry)、植林された森の中で農業(agriculture)をするので、持続可能な土地利用が出来るのです。

こんな感じ。ほぼ森。↓

この取り組みに感銘を受けたビジネスマンが途絶えさせてはいけない、と販売の仕組みを作りました。

目をつけたのはアサイー。

2012年8月20日月曜日

独占は必要悪。市場の成長にブレーキをかけよう。

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社会の変化スピードが早すぎて、とてもついていけないなと感じることがあります。

下は1年ぐらい前に話題になった動画。ご覧になった方も多いと思いますが、こんな進化のスピードはこの先も続いていくんだろうなと考えさせられます。


2012年8月5日日曜日

所作の大切さ。インターフェイスにコストをかける理由。

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日本のケータイとiPhoneを比べてみると、やはりiPhoneのインターフェイスは圧倒的に優れています。市場を席巻した理由の1つにインターフェイスの良さがあることは今では周知の事実になりました。

そんなこともあって、技術の高さだけにコストをかけるのではなく、それを使ってもらう、理解してもらう、インターフェイスにコストをかけよう、という動きは以前にもまして強くなっているな、と感じます。

人間は不完全なので、優れた機能を持っていても、使えたり理解できたりしないものは無意味になってしまうのです。

このことは転じて人と人のコミュニケーションに当てはめてみても、共通点があると思います。

2012年5月28日月曜日

虚構新聞のどこが良い仕事してるんだ?という話

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虚構新聞について茂木健一郎先生がこんなことをつぶやいていました。

「虚構新聞」は本当に良い仕事をしているが、「虚構」と断らなくてはならない点に、日本人の期待水準に関するリアルな判断があると思う。英国では、エイプリルフールネタは、いちいちそう断らずに一般記事の中に混じっている。何がネタかということは、読者が認知、判断してにやりと笑う。

茂木健一郎氏 @kenichiromogi 【虚構新聞】連続ツイート(togetter)


え?まじで?気になった記事をクリックして虚構新聞だった時のいらだちときたら半端ないけど、、、と思いました。

2012年5月14日月曜日

提案するWebエージェンシーと発注者のミスマッチ

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大規模なウェブサイト制作では、いくつかの制作会社を呼んでコンペになることがあります。

職業柄よくコンペに参加することになるのですが、過去の落ちたプレゼン、通ったプレゼンを見たり体験したりする中で、感じることがあります。

それはプレゼンで重要なのは正しさよりも共感だ、という点です。

2012年3月12日月曜日

採用面接で大切なこと

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以前、新卒採用面接をしている時に、学生の方から「新卒面接を受ける立場だった時にこれはうまく回答できた!という一言があれば教えて下さい」といった質問を頂きました。
背景には、「面接という短い時間の中で面接官に優秀な人材と思ってもらいたい」という思いが感じられます。

その気持ち自体は尊重してあげたいし、問題だとも思わないのですが、本質的に少しズレてると感じました。

面接は企業と人のマッチングを見る場なので、どちらかというと「お見合い」に近いと思うのですが、この質問から読み取れる面接への認識は「入試」に似ています。

必要以上に自分を見せても、入社した後にお互い不幸なので、自分の言葉で特に飾らず自然体でお話すれば良いだけの話だと思うのです。それで面接に落とされるのであれば、入社する前にマッチしないことに気がつけてよかった、ということです。求められるスキルは自分を面接で高めて見せるスキルではなくて、自分が普段から考えていることを整理してお話するスキルです。

社会人になるととても当たり前のことのように感じますが、学生の時は確かにしっかり腹落ちして理解していなかったようにも思います。

だから、こんなギャップを埋めてあげるのも社会人のお仕事なんじゃないかな、と思うのです。

ちなみに、その学生の質問には、なるべく丁寧に上のようなことを回答してみました。うまく社会人の責任を果たせてると良いのですが。

関連記事:
キャリアゴールの設定は本当に必要ですか?

2012年2月24日金曜日

英会話、ダイエット、禁煙、続けられなかったのはあなたのせいじゃない。「続ける技術」の読後サマリ

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ノウハウ系の本は読んだ後に忘れないように読後サマリを書いたりします。

先日、図書館でふと借りてみた「続ける技術」という本が1時間ぐらいで読める割に面白かったので読後サマリをエントリーにしてみました。

継続したいけどなかなかできないことがあれば試してみてください。

2012年2月13日月曜日

相棒の杉下さんのアプローチが秀逸、という話

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刑事ものの主人公たちはみな魅力的です。
古畑任三郎、踊る大操作線の青島、はぐれ刑事の安浦さん、あぶない刑事のタカ、ユウジ。

個人的に、数ある名刑事の中でも相棒の杉下(水谷豊)さんがダントツで好きです。

先日、相棒見ていたら、捜査会議で司令官と衝突する、という踊る大捜査線でよく見るアレが相棒でも繰り広げられていました。
この時の杉下さんのアプローチが踊る大捜査線と比べると随分違うストーリー展開で、秀逸さをよく表現していたので紹介したいと思います。

2012年1月16日月曜日

クライアントに「とりあえず作ってみて。みてみないとわからないから」と言われた時のディレクターの返し方(キャベツダイアリーの場合)

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先日、以下のような記事を読みました。

クライアントに「とりあえず作ってみて。みてみないとわからないから」と言われた時のディレクターの返し方|Webディレクターズマニュアル

クライアントに「とりあえず作ってみて。みてみないとわからないから」って言われた時なんて切り返せばよいか、というお話ですね。「とりあえず家作ってみて、住んでみないとわからないから」といってるのと全く同じ次元という発案者の課題意識には全く同感です。

でも、上のブログにある「できますよ。でもお金かかりますよ?」「そしてそれは安くはないですよ?」の切り返しは、ちょっと粗い感じがします。
実際にこういうこと言うディレクターめちゃめちゃ多いし、わからなくはないですけど、もっと出来ることはあると感じます。

では、どんな切り返しが良いのかな、という点を自分なりに整理してみました。